いただきます
もったいない
おかげさま
ありがとう

これらのことばの裏には、
大自然や、宇宙に対する感謝がある

ありがとうは、あり・がたい
細胞ができるのは、奇跡に近い偶然
生きているということは本当に「有り 難い」
私がいきていること、
あなたが生きていることが有り難い

言葉は文化を、
考え方をあらわす

笑いや慈しみは
良い遺伝子のスイッチをオンにする 

ストレスや悲しみ、怒りは
その逆になる 成長を止める

***

約15年前に知り、
私の中で信じ続ける概念があります

それは、
エピジェネディクス
後天的遺伝子という意味です

会社に長く勤めていた時も、
環境、健康・医療などの
新規事業プロジェクトに関わりつつ
ひそかにこの概念を自分の軸にしていました

それを、もっと包括的で身近に、実際に
食と五感・日々のライフスタイルのなかで
伝えていきたいとして
今の個人の活動に遷移しました。

昨晩、作業の傍ら
ご縁あって観た映画「祈り」のなかで
村上和雄さんの言葉を通して
このワードに再び出会い
ああ、ずっと信じてきたこの考えを
いま一度掲げようと
鮮やかに思い出させてくれたのでした

自分を信じること
人間の可能性を信じること
自然の力を尊び信じること

心掛け、生き方によって
身体が変わり、環境も変わる

希望をあきらめないこと

これは決して、
事実を受け入れないということではなく
むしろ逆で、可能性ごと受け入れて
全てを知る前に判断しないこと

そして
全てを知ることは永遠にないと思うのです

いつも知らないということを知ること
そのような謙虚さが
自分と、取り巻く人、生き物、環境への
関心と尊敬を育むと思っています

自然の脅威も、自分の失敗も
もっと謙虚になれというメッセージ 

亡くなった方の存在を尊ぶためにも
良いように受け入れていく

この思想を抱きつつも
会社に居たときは、やや
「変化、進化」に偏っていました
でも、今は
変える力も大切ですが
まずはありのままをしっかり感じ
その意味と潜在性、
可能性と光を信じること
そこが喜ぶ、活かしかた
それぞれに異なる存在を敬うこと

まだまだ道の途中の
未熟者です
進むにつれ、私の菓子や作品も
反映して変わっていくでしょう

それを皆さまと
分かち合っていきたいです

祈りは自分一人のことじゃない
広がりをもち、繋がりと絆を感じるもの

村上さんは
心と遺伝子の次は、
魂と遺伝子と仰いました

魂の存在を見つめること
そこからが、本当の科学の本領だと
思っています

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