ナツキッチンについて

数あるなかから、お訪ねいただき
ありがとうございます。

ここでは、natsukitchen(ナツキッチン と読みます)が
パティシエ・セラピスト、
植物療法士 兼 菓子クリエイターになったいきさつをお話いたします。

子供のころからお菓子作りが大好きで
片端から大人向けのレシピ本を粉まみれにしては
家族にコースメニューなど作ってふるまっていました。
絵画、工作、楽器演奏、そして料理、
出来上がるワクワクと好奇心に目を輝かせ、
ものづくりとその表現に夢中になっていました。
一方で、幼い時から古典の伝説や占術に関心を寄せて
タロットで家族や友達を占い、心模様を引き出して道を照らし、
笑顔やほっとした顔を見るたびに少しでも助けとなれることに
やり甲斐を感じていました。

その後、
大学ではデジタルを表現に加え試行錯誤しているなか
縁あってある大きな企業のデザイナーとなりました。
そして社会人となり月日は経ち・・・
デザイン業務は楽しいものではあり、意欲的に取り組んでいましたが
その中で、どういうわけか原因不明の湿疹や肌かぶれ、
目眩、眠気に悩まされるようになりました。



仕事の面白さを何より優先させていたこともあり
そんな体のサインを聞かなかったことにして
寝るのも疎かに、働き続けて
十数年が過ぎました。

そして、ある秋
大きな仕事にひと区切りがついたころ・・
遂に体が初めてSOSを言ったのです。
突然立てないほどの背中の痛み、酷い疱疹。
どんな検査をしても原因がわからず、
1ヶ月以上続きました。
そして あの時の好奇心やワクワクはどこへやら、
心にもぽっかりと穴があいていることに気付きました。

良いものを生み出そうという中で
自分の中の小さな自分に向き合うことを忘れ
周りの評価が自分の存在意義になっていました。
組織のなかでは、感情の深いやりとりは
物事を機械的に合理的に進める上で煩わしい存在となり
そこで順応しようと加速して生きるなかで、
いつのまにか、自然の一部である心とからだを
置き去りにしていたのでしょう。
気が付くと 体温より冷たい、高くそびえ立つレールの上で
立ち尽くしていました。

いちど、がむしゃらに走っていたレールを外れ
思いきって立ち止まってみることにしました。

私は、何かにぽんと背中を押されたように
夢中で再び昔のようにキッチンに向かっていました。
また、アレルギー検査もしましたが、
むしろ直感で、小麦の使用を一切辞めました。

そして、導かれるように体に優しいお菓子を作り続けると
まるで不思議な魔法のように、
心も健やかに、穏やかになっていったのです。
泣きたい心は、いつしか癒したい心になっていきました。

あんなに続いた背中の痛みや肌の疱疹、トラブルも
すうっと姿を消しました。

これはすごい⁈と自分でも驚き、皆んなにも体感してもらえたらと、
周りの友人を中心にお裾分けするようになりました。

そのうちに、私のお菓子を食べると
幸せな気分になると言ってくれる友達ができました。

涙が出る程、嬉しかった。
私の創作をここに捧げていきたいと思った瞬間でした。

同時に、以前より親しんでいた
植物にもあらためて深く向き合い
本格的にハーバルセラピーと
ジェモレメディを学び、
植物療法士・カウンセラーとなりました。

ヨーロッパの修道院へ飛び、一人巡り、史跡を訪ね、森を訪ねて
自然とその恵みに携わる生産者を訪ねると
様々な背景が浮かび、歴史とともに
それらの自然や植物の私達へのメッセージが見えてきました。

癒してくれたのは、自然でした。
空と水、木々の自然、食物の中の自然、そして自分の中の自然。

自分自身も含め、家族の病、また友人の心の悩みへ、
対処療法ではない、
自然で、だからこそ強いエネルギーを
活かし伝えたいという気持ちが高まりました。

嗅覚、味覚、触覚、視覚、聴覚、
全ての感覚が、本来の私とエネルギーを取り戻しつつあります。

そして、その感覚でもって、

皆さんに魂を届けたい。

私にとっての「キッチン」とは
自然とつながる、おいしいお菓子作りと
植物療法を活かした様々な五感のクリエイションを生み出し、
繋げる囲炉裏の場、祈りの場、アトリエなのです。

からだにやさしく、うつくしく、
おいしいおもてなしをしたくて・・
きょうも 小さなキッチンに立ちます。

Facebook: https://www.facebook.com/natsukitchen.gf/

instagram: natsukitchen.gf

Online shop: https://natsukitchen.theshop.jp

Youtube: natsukitchen story labo

natsukitchen|ナツキッチン
東京下町生まれ。小学生より厚い菓子レシピ本を片端から製作し失敗作も含め家族にふるまう。絵描きと楽器演奏に明け暮れる。小学校時代はトランペットとフリューゲルホルンで吹奏楽部長。東映まんがまつりで最年少セル画コンテスト受賞。中学時代はサックス演奏とタロットの意味読解を研究。高校時代には軟式テニスで挫折しつつ、タレ・ドレッシングの研究で優秀賞。自然と技術の融合に常に関心を抱き、大学在学時にはコンピュータアート、メディアアートを学ぶ。突然在学中ディジタルメディア作品コンペでグランプリ受賞。卒業後は電器メーカーにてグラフィックデザイン・アートディレクター・プロデューサーを務め、2003〜07年NYとLAに赴任。西海岸駐在時、LOHASとサステナビリティの概念に出会い、社内で新規提案を行い始める。帰国後は環境・ヘルスケア・美容関連の商品デザインを開発主導する傍ら、植物療法を学び始める。肌解析の新規事業のコンセプトとデザインを主導し、アロマテラピーの知識を活かした新商品立上げにも関わる。その後過労から心身不良に至り、不覚にも学んできた植物療法を身を以て活かす事となり、現在は心身回復と自身のアレルギー克服も兼ねたオーガニックグルテンフリー菓子制作とハーバルセラピー・ジェモセラピーのカウンセリングを行い、引き続き自然療法の研究を続けている。

・JAMHAハーバルセラピスト

・GAJメディカルジェモセラピスト最終位(エラボリスト)

・HBAホリスティックビューティーアドバイザー

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